競輪は、比較的高配当も飛び出しやすいのでギャンブルとしても魅力的ですよね。
その競輪で、確実に的中率を高めることができる買い方として、ボックス買いがあります。
ボックス買いには、以下のような特徴があります。
- 的中率を格段に高めることができる
- 人気薄選手を絡めれば万車券を狙える
- 初心者でも手軽に的中を狙える
この記事では、ボックス買いの概要や実際にボックス買いで利益を上げるためのテクニックを紹介します。
目次
ボックス買いは複数選手のまとめ買いというイメージ
ボックス買いとはどのような購入方法かと言うと、選択した車番や枠の組み合わせについて、すべて同一金額で購入する方法です。
また、一部では金額は強弱をつけることもありますが、基本的には同一金額で購入する事が多いです。
2連単や３連単においては、順番を入れ替えた組み合わせもすべて購入することになります。
ボックス買いにおいては、マークした車番や枠から2選手が枠連や2連複、2連単の場合は2着以内、ワイドの場合は2選手が３着以内、3連複と3連単では3選手が3着以内に入れば、馬券は的中となるのです
枠連や枠単だけは、ゾロ目のは含まれないために、注意が必要です。
また、同着が発生したケースでは枠連、2連単、2連複において２着選手同士、ワイド、3連複、3連単で3着馬が2選手以上含まれる組み合わせは不的中扱いとなります。
このように、細かな制約がありますが基本的にはボックス買いでは購入した選手が上位を独占すれば的中扱いになる車券の購入テクニックの一つです。
ボックス買いのメリットとデメリットは？
ボックス買いは、買い方を極めればとても有効的な購入方法ですが、一方でデメリットがあるのも事実です。
主なボックス買いのメリットとデメリットとしては、次のような点があります。
的中率を高めることができるのが最大のメリット
ボックス買いの最大のメリットとしては、車券の的中率を格段に高めることができる点にあります。
購入する組み合わせなどで不的中になるわけですが、ボックス買いの場合は確実に的中することができるのです。
特に上位拮抗で荒れる可能性があるレースでは、とても高い効果を発揮します。
また、どうしても予想通り行かずにアクシデントなども発生することがあるのですが、その場合でも柔軟に対応できるという特徴もあります。
また、競輪初心者の段階でどの選手を狙えばよいか、またこの選手は消せるという判断もできない状況では、ボックス買いすることで迷うことなく購入することが可能です。
他にも、大損しにくいという特徴があります。
ただ、これについてはデメリットもにもつながることになるので、よく考えて購入する必要があります。
点数が増えがちなのがデメリット
ボックス買いの最大のデメリットとしては、買い目がどうしても増えるという点があります。
具体的には、以下のような点数がかかってしまいます。
| 2点 | 3点 | 4点 | 5点 | 6点 | 7点 | 8点 | 9点 | |
| 2枠複 | 1 | 3 | 6 | 10 | 15 | なし | なし | なし |
| 2枠単 | 2 | 6 | 12 | 20 | 30 | なし | なし | なし |
| 2車複 | 1 | 3 | 6 | 10 | 15 | 21 | 28 | 36 |
| 2車単 | 2 | 6 | 12 | 20 | 30 | 42 | 56 | 72 |
| 3連複 | なし | 1 | 4 | 10 | 20 | 35 | 56 | 84 |
| 3連単 | なし | 6 | 24 | 60 | 120 | 210 | 336 | 504 |
| ワイド | 1 | 3 | 6 | 10 | 15 | 21 | 28 | 36 |
単純に3連単を9車立てで全通り購入すれば、504通りも購入しなければなりません。
実際にはこれだけ購入することは稀かもしれませんが、現実的に4選手のボックスは購入することがありますが、その場合では24点購入が必要になります。
3連単の配当は高いので、的中させればそれなりの回収はできますが、人気選手同士で決まればトリガミになるリスクもあるのです。
よってもし上位選手同士で購入するのであれば、3選手のボックスにとどめておくのが良いでしょう。
また、ボックス買いするということは難しいレースを予想するというケースが多くなります。
そもそも、難しいレースはリスクが高いということが言えて、荒れる可能性もあるのです。
リスクの高いレースをボックスで無理して狙う必要があるのかを適切に判断することが重要となります。
他にも、安易にボックス買いを用いると、この3車が3着以内に入ることはわかっているが、着順までは分からないという状態を脱却することができなくなります。
よりシビアな車券を購入して、より深く競輪を考察するきっかけをボックス買いでは失われてしまうので、注意してください。
おすすめのボックス買いテクニック4選
では、具体的にどのようにしてボックス買いすればよいのかについて紹介します。
トリガミに注意しつつ、有効活用しましょう。
3選手の3連単ボックス買いで回収率を意識する
最もスタンダードなボックス買いのテクニックとして、3連単の3選手ボックス買いがあります。
このケースでは、全6通りの購入ということになります。
これであれば、よほどの本命サイドでない限りは、トリガミすることはありません。
可能であれば、3選手の中でも強弱を付けて購入するのがベターです。
3連単ボックス買いは、とにかく上位が独占できる実力がある選手が揃っている事が前提となります。
また、同じラインであることなども意識する必要があります。
人気薄を絡めたボックス買いもおすすめ
競輪の予想をする上で、思わぬ人気薄を見つけ出すことができます。
予想が的中して、実際に人気薄の選手が車券に絡んでも、それが的中できなければ意味がありません。
特に、3連単では人気薄がより高い着順になるとオッズも格段にアップします。
そこで、着順まで当てる必要がある連単系車券では、人気薄を絡めたボックス買いが有効的です。
例えば、人気薄選手を絡めた4選手の3連単ボックスを購入すれば、60点となります。
3選手で24通りなので少し点数が増えますし、100円ずつ購入しても6,000円となるので出費としては増えます。
ただ、これで人気薄が少しでも高い着順になることで万車券を十分狙えるのです。
また、例え3着でも十分回収率を高めることができます。
何よりも、人気薄を見つけ出してそれを車券的中に活かすことができたという達成感を味わえるのが魅力的です。
点数と想定回収率を意識しつつ、人気薄を絡めたボックス買いはおすすめです。
単純に同じラインの選手をボックス買いすれば的中率アップ
競輪初心者であれば、単純に同じラインの選手同士でボックス買いするのも有効的です。
鉄板の買い方としては、先行-番手-三番手や番手-先行-三番手の車券がありますが、3連単のボックス買いでは穴となる三番手-先行-番手や三番手-番手-先行の買い目も必然的に入ってくるのです。
また、より絞って購入したい場合は、2連単のボックスや枠単ボックスなども良いでしょう。
3連単の3選手ボックスを購入すれば、万車券も十分狙うことができます。
ただ注意したいのは、ベタすぎる購入方法なので、上位人気同士である場合はトリガミになりやすいという点があります。
人気薄と鉄板選手のワイドボックス買い
的中率を高めつつ、そこそこ高い回収率を得るのであれば、人気薄と鉄板選手のワイドボックス買いがおすすめです。
イメージとしては、軸となる1選手、人気薄の2選手をボックス買いする方法です。
これによって、もし全選手が3着まで上位独占すれば、3通りが的中扱いとなります。
また、ワイドの特徴として車券に人気選手が入らないと、格段とオッズが上がるという点があります。
もし軸となる選手が凡走しても、人気薄選手が3着までに入れば、美味しい車券を的中できるのです。
購入点数も3点と少なくて済む点も評価できます。
ボックス買いで的中率を高めよう
ボックス買いは、どうしても点数が多くなりがちですが的中率を格段に高めることが可能です。
回収率を意識しながら、ボックス買いを有効活用して利益を上げていきましょう。
